プロ野球の広島カープが18日、リーグ連覇を達成すると、芸能界からも歓喜の声が上がった。年間50試合を観戦するなど「元祖カープ女子タレント」と呼ばれるうえむらちか(31)は今季5大トピックスを挙げて祝福した。

 うえむらは優勝を決めた阪神戦を甲子園球場のスタンドで見届けると「いやー待ちました。弱い時も強い時も悲しみの時も喜びの時も、ずっとずっと応援してきたカープがこんなに強く強くなりました」と喜びに浸り「気合を入れるためにはいた赤の勝負下着の効果は抜群でした」と笑った。

 広島県生まれ。祖母に始まり代々カープファンの家系に育った。「カープを大好きで本当に良かった。昨年の大きな忘れ物、33年ぶりの日本一をチームとファンが一丸となってつかみ取りにいきましょう。本当におめでとうございます」。

 これまでカープを題材にした著書の出版や、作詞して歌う応援曲も発表した。球団やファンも認める「元祖カープ女子タレント」が今季の5大トピックスを挙げた。

◆面白いヒーローインタビュー バティスタ内野手の通訳クレートさんは本当に訳が微妙(笑い)。「100%…やります」とか片言なんです。「クーちゃんかわいい」と旋風を巻き起こしました。

◆選手の離脱 赤松真人外野手が1月に胃がんの手術。思いを継いだチームは一丸となって誕生日に勝利をプレゼント。ジーンときました。鈴木誠也外野手も8月に右足骨折。鈴木選手のネックレスを着けて活躍した選手も。グッときました。

◆松山竜平外野手の優しさ 鈴木選手離脱後、4番打者として奮闘。ヒーローインタビューで「カープの4番は鈴木です。自分は、ただの4番目の打者」。

◆安部友裕選手の覇気Tシャツ カープはサヨナラ打を放った選手のTシャツを販売するのが恒例。安部選手は口癖の「覇気」の文字を描いたシャツを熱望していて、やっと今月、悲願を達成。安心しました。

◆日本一への切符 33年ぶりの日本一、昨年のリベンジへの切符を取れた。日本一になったら「日本一に関連したことに挑戦したい。高さ333メートルの東京タワーを階段で上るとか」。

 ◆うえむらちか 1985年(昭60)9月23日、広島県生まれ。07年「アイフル」CMでデビュー。09年からカープファンが主役のフリーペーパー「月刊ホームラン」で漫画を連載。今年7月にカープファンが集まる飲食店なども紹介するコミック「うえむらちかのカープごはん。」を出版。同8月に作詞して自らも歌うカープ女子応援ソング「鯉スル乙女」を配信。157センチ。血液型AB。