新垣結衣(29)と瑛太(34)が20日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた主演映画「ミックス。」(石川淳一監督、10月21日公開)完成記念イベントに登壇した。

 「ミックス。」は、人気脚本家の古沢良太氏が卓球をテーマに描いた新作で、撮影は今年2月から3月にかけて行われた。瑛太は「“壁ドン”って、はやったじゃないですか? 今回の映画で、僕はガッキーにドンですから! 全国のガッキーファンに嫌われる覚悟でやりましたから!」と撮影を振り返った。

 さらに、2人で演じるシーンが多い新垣を、質問攻めにしたと明かした。新垣は「私が印象的だったのは『今、心動いてるの?』って言われた時。『動いてますよ』って」と“意味深発言”。瑛太は「(突っ込みすぎた質問は)良くないですね。ガッキーに『(撮了後の)打ち上げの2次会で話す内容だよね』と言われた」と言い、笑った。

 「ミックス。」は、かつて天才卓球少女と期待された多満子(新垣)が、会社の卓球部のイケメンエース江島(瀬戸)に告白されて交際したものの、後輩選手の愛莉(永野)に寝取られて退社。その後、スパルタ指導者だった母華子(真木よう子)の卓球クラブに戻り、クラブ再建と打倒・江島を誓い、妻と娘に捨てられた元プロボクサーの作業員・萩原(瑛太)とミックスダブルスを組む物語。

 新垣と瑛太をはじめキャスト陣は、25分にわたってレッドカーペットを歩き、卓球をテーマにした映画にちなみ、駆けつけたファンに向けてピンポン球を投げた。さらに新垣と瑛太をはじめ、登壇した面々は握手、広末涼子(37)と、永野芽郁(17)はサインまでする“神対応”で、集まった1000人のファンを熱狂させた。

 この日は瀬戸康史(29)、佐野勇斗(19)、TEAM NACSのリーダー森崎博之(45)、中村アン(30)、トレンディエンジェル斎藤司(38)、鈴木福(13)、谷花音(13)、遠藤憲一(56)が登壇した。【村上幸将】