夏木マリ(65)秋吉久美子(63)が20日、都内でスターチャンネル「フュード/確執 ベティVSジョーン」発表会に出席した。

 同作は62年公開の映画「何がジェーンに起こったか?」の舞台裏で実際に繰り広げられ大女優同士の激しいライバル関係をテレビシリーズ化したもの。夏木がジェシカ・ラング演じるジョーン・クロフォード、秋吉がスーザン・サランドン演じるベティ・デイヴィスの吹き替えを担当した。

 同作のテーマにちなみ、過去の確執について聞かれた秋吉は「いじめはありましたね。でも私は変態なのでいじめられると元気になるタイプ」と笑った。夏木は「私もある映画でいじめられて死のうと思った」といい、「宿泊先の窓を開けて飛び降りようと思ったけど4階だったので(窓を)閉めた。あれがもっと高かかった今ここにいなかったかもしれない」と話した。

 イベント中、安室奈美恵(40)の引退が発表された。一報を告げられた夏木は「鳥肌が立ちました。残念ですね、かっこいいのに。理由を聞いてみたいです。ファンとしても残念ですね」。秋吉は「いろんなことにチャレンジしてアーティストらしく生きてこられた方だと思う。ん~、どうしたのかな。友だちじゃないのでわかりませんが」といいつつ、「別に宣言しなくてもいいのに。ちょっとイタリアでパスタ食べていますとか、ギリシャで海が青いですとか言っておけばいいのに」と秋吉節を披露した。

 同作はSTAR1プレミアで29日、毎週金曜午後11時、吹き替え版はSTAR3で10月4日、毎週水曜午後11時30分から放送される。