韓国出身の男性グループ、BIGBANGのG-DRAGON(29)が20日、世界ツアーの東京ドーム公演を行った。日本3都市を含む全29都市36公演を行う自己最多規模の世界ツアーで、この日は5万5000人を動員した。

 6月の韓国・ソウル公演を皮切りに、日本3都市のドームツアーを含んでアジア、北米、オセアニアなど全29都市36公演を行う世界ツアーの日本公演最終日。黄色と赤のペンライトが揺れる中、代表曲「CRAYON」など22曲を披露した。ソロとしても初の東京ドームで「(日本ツアーの)ファイナルを東京ドームで迎えられることがとてもうれしいです」と話した。

 BIGBANGのメンバーは2月にT.O.P(29)の入隊があり、ソロ活動を本格化させてきた。11~12月には、BIGBANGとして全国4大ドームツアーも行われるが、G-DRAGONも来年以降の入隊が予定されており「(ドームツアーを)終えると、しばらく長いブランクに入ります」。日刊スポーツの取材によると、他のメンバー3人も年明けから入隊する予定。BIGBANGとしては、20年頃まではひとまず見納めとなるが、同時期に入隊することで再始動は早まることになる。

 アンコールにはV.Iもサプライズで登場し、一緒にBIGBANGの曲も披露して盛り上げた。G-DRAGONは「悔いのないようにすばらしいパフォーマンスをたくさん皆さんにお見せしたいと思います」とファンに約束した。【大友陽平】