来年9月での引退を発表した歌手安室奈美恵(40)の振付師を担当してきた「RYONRYON」の通称で知られる野村怜花(りょうか)さんが23日、大阪市内で引退の理由について語った。安室が14歳の時出会い、デビュー当時から担当してきた野村さんは「オンリー・ワンの存在として輝こうとし、高い美意識があった。トップアスリート的な意識がこの(引退の)タイミングを決めたのかな」と推測した。

 才能には何度も驚かされたといい「(最近でも)パフォーマンスとしては完成度が増していた。プロのダンサーよりも数倍、覚えるのが早かった」。この日、野村さんは自らプロデュースするMBSテレビ「関西発!才能発掘TV マンモスター」(月曜深夜0時59分、関西ローカル)のオーディションで選ばれたダンス&ボーカルグループ「マンモスター」の初ライブを見守った。「安室さんを目標に頑張ってほしい」。