来年9月での引退を発表した歌手安室奈美恵(40)について、松本人志(54)が「アーティストと言いながら半分アスリートでしょう」と、ステージでの激しいパフォーマンスが引退の理由ではないかと推測した。

 24日のフジテレビ系「ワイドナショー」で、安室奈美恵の引退について取り上げた。タレントのヒロミ(52)は安室の決断を「かっこいいよね」と評価。「理由もわからないし、今でもパフォーマンスはできてると思うけど、40歳くらいでそういう気持ちになるのもわからないでもない」と自身も40歳で一度芸能界を離れた経験から理解を示した。その上で、「いろんなことをやってみて、また歌ってみたいなと思ったら戻ってくればいいし、戻れる世界」と復帰の道が完全に絶たれたわけではないとの持論を述べた。

 一時は安室と頻繁に顔を合わせていたという松本は、「もう長いこと会ってないけど、ストイックな人なんじゃないかな」と安室の人間性についてコメント。「アーティストと言いながら、半分アスリートでしょう。このパフォーマンスがあと何年続けられるかなと思ったときに、自分で自分が許せなくなるのが嫌になったんじゃないかな」と、MCなどを挟まずにノンストップで歌とダンスを繰り出していくステージングが引退を決断させた一因だと推測した。

 続けて、「ファンの人たちが“アムロス”に陥ってると言うけど、現役をやりながら前ほどのパフォーマンスができないことが本人にとっての一番の“アムロス”ですからね」と決断を支持した。