SKE48の1期生で、卒業を発表している大矢真那(26)の卒業コンサートが行われた。

 08年の結成時からグループを支えた大矢の最後の大舞台を祝福しようと、7000人のファンはグループのイメージカラーのオレンジ一色のペンライトでお出迎え。オープニング、メーンステージから1人で登場した大矢は、目を潤ませながらその光景を見守った。「みんなみんな、楽しんでいきましょう!」と声を上げると、所属するチームSの代表曲「恋を語る詩人になれなくて」をセンターで披露した。

 序盤は「チョコの奴隷」「意外にマンゴー」など、SKE48らしく元気な踊れる曲のオンパレードで畳みかけた。大矢は「ガイシホールから出るとき、『足がヘロヘロで動けないよ。じゃんけん大会(の開演が)押しちゃうよ』というぐらい盛り上がってくださ~い」と呼びかけていた。

 ちょっと天然ボケなキャラで知られる大矢らしく、開演前に担当した影アナでは自分の名前を言い忘れてしまった。アナウンス終了後、しばらくして「名前を言い忘れてました。大矢真那で~す」と自己紹介して、会場を笑いに包んだ。