大阪・なんばグランド花月のリニューアル休館にともない、25日に新オープンした「よしもと西梅田劇場」へ移ってスタートした「限定! おでかけ なんばグランド花月」の初回公演で、先陣を切った「NON STYLE」は自虐ネタを連発してわかせた。

 昨年12月に当て逃げ事故を起こし、休養していた井上裕介(37)が、ネタに入るなり「最近、やりたいことあんねん。免許の再発行」とボケ、石田明(37)が「よう、お前、新しい劇場の1発目出てきたな」とつっこみ。花屋の注文をめぐるネタを演じながらも、随所に事故ネタを入れ込み、石田も「しれっと復帰した」などと、いじり倒した。

 井上はこれに先だったテープカットでも、笑顔で談笑していると、進行を担当していた先輩のハイヒールから「また休ますでっ」といじられていた。

 また、開演前には、吉本新喜劇の楽器演奏メンバーを集めた「ホンワカパッパ隊」が登場。趣味でトランペットを習い、トランペット奏者を夫に持つ山田花子(42)も参加。「隊長」として坂田利夫(75)も現れ「アホの坂田」を披露した。