嵐の二宮和也(34)が25日、都内で行われた主演映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」(滝田洋二郎監督、11月3日公開)の完成報告会見と舞台あいさつに出席した。

 「大きな事故もなく無事に完成したことを…」と話したところで、あいさつをかんでしまい、隣の綾野剛(35)から小声でフォローされ、「頑張ります、ありがとうございます」と照れ笑いした。

 綾野とは、11年公開の映画「GANTZ」以来6年ぶりの共演。劇中では、現代の日本を舞台にしたパートで友人同士の料理人を演じ、息のあった掛け合いを見せる。「剛ちゃんとのシーンは、見てくださる皆さんが肩の力を抜ける場所にしたいと思ったので普段に近い感覚。飲んだり、バラエティーで一緒になったりして、お互いいろんな面を知っているからこそ出せたものがある」。綾野も「ニノとのシーンは彼だからこそできる空気感がある。今日までのニノとの時間を存分に出しています」と笑った。

 日本アカデミー賞や国際映画際への意欲を聞かれた二宮は、「賞というより、ミシュランがとりたい。1つでも星がほしい。映画でミシュランなんて、例がないと思う。せっかく料理をテーマにした作品なので」と意気込んだ。

 西島秀俊(46)宮崎あおい(31)関西ジャニーズJr.の西畑大吾(20)も出席した。