女優臼田あさ美(32)が主演した映画「南瓜とマヨネーズ」(富永昌敬監督、11月公開)の完成披露試写会が10日、都内で行われた。

 魚喃キリコさん(44)のコミックを原作にした映画は、同居中のミュージシャン志望の青年と元カレとの間で揺れる女性心理を描いている。

 元カレ役のオダギリジョー(41)とは12年ぶりの共演となる臼田は「初共演の時は新人の私がオダギリさんのアドリブ攻撃にタジタジの感じだったんですが、今回も撮影現場に現れた瞬間に一気にひき付けられてしまいました。もうスタジオ全体がオーラにやられた感じでした」と振り返った。

 同居中の青年役の太賀(24)も「あのオーラに主人公の女性の気持ちが持っていかれるのがありありで、ボクはもう愛想の良さで対抗するしかありませんでしたね」と続けた。

 存在感を褒めちぎられたオダギリは「2人に何かごちそうしなければいけない雰囲気でした」としきりに照れていた。