女優小泉今日子(51)が11日、横浜市のTBS緑山スタジオで、主演ドラマ「監獄のお姫さま」(17日開始、火曜午後10時)制作発表会見に出席した。

 同ドラマは宮藤官九郎が脚本を担当。女子刑務所を舞台に、小泉ら罪を犯した5人の女性と刑務官が、ある復讐(ふくしゅう)計画を企てることから始まる、笑って泣けるコメディー作だ。この日の会見にも、緑色の囚人服で登場し「囚人番号69番、馬場カヨ役を演じさせていただきます」と直立不動であいさつした。

 小泉は、年下夫の不倫をきっかけに夫を刺してしまい、懲役5年の実刑判決を受けて服役中の主婦を演じる。「今までになかったようなドラマだと思います。出会った女たちが仲間を助けるためにシャバに出て頑張るのですが、集まった女たちがみんなおばちゃんで、わちゃわちゃしたり、失敗したり…。でも絆は深いところは見どころだと思います」。

 宮藤とのタッグは、13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来で、同局系では03年の「マンハッタンラブストーリー」以来となるが「毎回、次の台本読むとの楽しみで、すごくおもしろい連載漫画待っているよう。でも完成された作品を見ると、温かさとか悲しみが浮き出てくる魔法のような脚本が魅力だと思います」と語った。

 会見には、菅野美穂(40)坂井真紀(47)満島ひかり(31)夏帆(26)森下愛子(59)伊勢谷友介(41)が出席。