左腕開放骨折でスーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」(11月25日まで、東京・新橋演舞場)を休演した市川猿之助(41)が完治までに半年近くかかるとみられることが11日、分かった。

 関係者によると、骨折は数カ所で、骨がバラバラとなる粉砕骨折の箇所もあるという。9日に手術を受けたが、今後も何度か手術する必要があるという。関係者は「ギプスをはめて、あまり体を動かさなければ、11月にも復帰は可能だろうが、無理をしないほうがいいのでは」と話している。

 猿之助は9日の公演のカーテンコールで花道のセリから降下時に、衣装の左袖が昇降装置に絡まり、救急搬送された。骨が皮膚を突き破る左腕開放骨折で、翌10日から尾上右近(25)が主人公ルフィ役を代演している。