米倉涼子(42)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」第5シリーズ第1話が12日、オンエアされた。

 第1話では、米倉演じる大門未知子が雇われた東帝大学病院初の女性院長・志村まどか(大地真央)が「患者ファースト」、病院長から転落した蛭間(西田敏行)が「忖度(そんたく)」と口にするなど、昨今の政界でも話題の用語が飛び交い、ツイッター上でも話題を呼んだ。

 その中、米国の心臓外科の権威が手術支援ロボットの遠隔操作を行ったものの、失敗に終わった心臓手術の手術室に、未知子が自身の手術を終えて駆け付け、決めぜりふ「私、失敗しないので」を口にした午後9時50分にツイッター上の熱も沸騰。手術を華麗に成功させた未知子の姿に「『私、失敗しないので』と言ってみたい」などと、待望のセリフに熱狂するファンのツイートが相次いだ。

 第1話の最後に、患者の有名ジャーナリストとの不倫が発覚した志村が院長を追われ、代わって院長に復帰した蛭間の第2秘書のロボットの名前が「ソンタクン」だったことに、再びネット上は沸いた。10日に衆院選が告示され2日後という状況だけに、時事ネタとして政治を織り交ぜてきた、制作陣の巧みさを称賛する声も多かった。