俳優草刈正雄(65)の長女でタレントの紅蘭(28)が交際男性の逮捕歴を告白したことについて、タレントの薬丸裕英(51)が父親の気持ちを代弁した。

 2日放送のフジテレビ系「バイキング」は、紅蘭が日本人の父とケニア人の母を持つハーフで2つ年上のラッパー男性と同棲中だと明かした現在発売中の「週刊新潮」の記事を取り上げた。紅蘭は元暴走族だという交際相手の過去について、2010年3月強盗致傷で逮捕され2年間服役したことや、昨年7月に覚せい剤取締法違反で逮捕されたことなどを赤裸々に告白。父の反対を押し切って服役中の交際相手に面会に行くなどし、現在も交際を続けているという。

 薬丸は「草刈(正雄)さんのことを思うと辛くてならない。引き裂きたいと思います、おやじの気持ちだったら」とため息。また、自身の子どもが紅蘭と同級生という関係もあり「こういう(彼氏の面会に行く)ことを正義感とか使命感とは思わずに、一回立ち止まって考えてほしい。他人事には思えない」と呼びかけるように語った。

 一方、タレントのホラン千秋は、番組などで共演する紅蘭について「大胆で豪快な人柄。仲間や義理を大切にするというイメージ」だと印象を語り、「ちゃんと自分が(彼氏を)支えるという選択をした紅蘭ちゃんって、紅蘭ちゃんらしいなって思いました。私が紅蘭ちゃんの立場だったら同じような選択を取れるかわからないですけど、かっこいいなと思いました」とコメントした。