女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の7日放送第32話の平均視聴率が20・8%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第32話は、寄席にちょうどいい小屋を見つけた藤吉(松坂桃李)。しかし、そこの家主・亀井(内場勝則)は、売ってほしいと懇願する藤吉の言葉にまったく耳を貸さない。諦められない藤吉は毎日、足を運ぶ。てん(葵わかな)も自分で縫った着物や食料を亀井に差し入れていた。そんななか、藤吉がリリコ(広瀬アリス)に呼び出される、という内容だった。