タレントの渡辺美奈代(48)が、長男でヒップホップアーティストとして活動する矢島愛弥(20)が幼稚園時代に何者かから受けていたという執拗な嫌がらせについて語った。

 渡辺は8日放送のフジテレビ系「バイキング」にVTR出演。当時3歳だった長男を預けた幼稚園で「すれ違いざまに『あなたたちが来るような幼稚園じゃないのよ』って言われたことがあった。ほんとに初めてのことで、何が繰り広げられているのかわからなくて」と、嫌がらせを受けていたことを明かした。

 さらに同幼稚園の園長のもとに「このようなお母さんを園に入れていいのか」と渡辺が20代の頃に出した水着写真集が送りつけられる出来事もあったという。そうした状況に、渡辺は芸能界の仕事をセーブするようにしたが、いたずら電話など嫌がらせはやまず、ついには「お宅のお子さんを殺します」と殺害予告を受けたと明かした。

 「(嫌がらせ電話は)毎日です。それも1回じゃない。女性の声とか男性の声がわからず、機械のボイスだった。だから余計に怖くて、主人と2人で警察に行きました」と、警察に相談。そのことを幼稚園などに向けて公にすると、その日から嫌がらせはパタリとなくなったという。嫌がらせをしていたのが周囲の人物だったという可能性に、渡辺は「そうも思いたくないような気もするんですけど、複雑です」と語った。