46歳で第2子男児を出産した女優の加藤貴子(47)が、妊活に励む人々にエールを送った。

 加藤は28日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演。「一度はおなかの中で宿った、育んだ命がいなくなるってほんとに辛いこと」と、これまでに3度の流産を経験した苦労について語った。

 不妊治療には多額の費用も掛かるため、「私の場合は働きながらじゃないととてもとても……」と仕事を続けながら治療を受けていたという。「妊活って本当にゴールが、先が見えないもの。経済的負担、ホルモン治療の副作用、仕事との兼ね合い、時間のやりくり、流産した時の心と体のダメージ……あげればあげるほど心が萎えちゃうことばかり。妊娠できないだけで自分のことを責めがちになってくるんですね」と不妊治療の辛さを語るとともに、「でも辛い時は泣こう。そして自分のことをほめてあげよう」と、妊娠中の女性に呼びかけるように語った。

 また加藤は自身の高齢出産の経験から、「妊活は若いうちにしていただきたいなって思います。私の体験談が誰かの役に立てたらうれしいなと思いますし、いろんな人に認識してもらえたら妊活している人の負担が経験できると思う」と語った。