関ジャニ∞錦戸亮(33)主演映画「羊の木」(来年2月3日公開、吉田大八監督)完成披露試写会が13日、東京・有楽町のよみうりホールで行われた。

 元殺人犯6人と彼らを受け入れた港町の人々の感情が複雑に交錯するサスペンス。錦戸は元殺人犯受け入れ担当となり、ほんろうされる平凡な市役所職員を演じた。「思い切り翻弄(ほんろう)されてやろうと臨み、(ロケ地)富山に行く電車の中ではちょっとしんどかったけど、東京に帰る時はよっしゃ! と思いました」と撮影を振り返った。

 錦戸と松田龍平(34)は初共演。錦戸は「探り探りでした。ちょっとずつ話して、何度か飲みに行って、今は緊張せずに話せますが、撮影の時は緊張して話していました」。松田も「僕も緊張していました。2人が最初に出会うシーンは、戸惑いがいい感じで出ていました」とそれぞれ照れながら明かした。

 木村文乃(30)は2人を見ながら「不思議な空気感でした。探り探りで」と証言していた。