デビュー20周年の節目に初出場を決めた三浦大知(30)は8人のダンサーを従えて「三浦大知 紅白スペシャル」を歌唱した。

 今年、大ヒットした「EXCITE」をアレンジし、音楽のない「無音声シンクロダンス」を披露する。三浦がデビュー前から貫いてきた「歌って踊る」というスタイルを存分に発揮できる演出だ。この日のリハーサルも妥協のない姿勢で、「ステージに立ってみて、カメラアングルを変えた」という。すべては「ベストパフォーマンスをするため」だ。

 今年は笑福亭鶴瓶と親交を深めて、「すごく勉強になった」という。「落語の間の取り方はダンスにも生きる。照明も音もない落語はかっこういいなと思う」と感心していた。

 紅白出場が決まり「親戚の盛り上がりが半端でない」という。両親が沖縄・沖永良部島出身。「じいちゃんが、いろんな人に自分から電話をしている。少し恥ずかしい。あまり、浮足立たないでと伝えたい」と苦笑いだった。