欅坂46平手友梨奈(16)が、右腕の上腕三頭筋損傷のけがを負っていたことが13日、分かった。運営側が公式サイトで「右腕の痛みを訴え、上腕三頭筋損傷で全治1カ月のけがと診断されました」と発表した。

 昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で「不協和音」を披露した際に負傷したとみられる。紅白では2度ステージに上がった。最初に紅組として登場した際、メンバーが次々と倒れるダンスパフォーマンスの場面で、右腕を激しく床に打ちつけてしまった。2度目のステージとなった総合司会内村光良(53)とのコラボ企画では、歌唱中に右腕を震わせていたことから、内村に「大丈夫?」と声を掛けられ、「はい」とうなずいたが、歌唱終了直後に左手で右腕を支え、かばうようにして倒れ込んでいた。NHKは直後に「過呼吸のような症状」と発表していた。

 所属事務所は今回発表したけがの詳しい時期や状況について不明としたが、状況からみて、1度目のパフォーマンス中に負傷したとみられる。

 平手は欅坂46でセンターを務める中心メンバー。今月8日と13日の握手会イベントを欠席し、今日14日に名古屋市内で行う握手会の欠席も決まっていた。欅坂46は、今月31日と2月1日に東京・日本武道館で単独コンサートを開催予定だったが、運営側が「出演に向けて治療を続けて参りましたが、万全のパフォーマンスが困難だと判断いたしました」として、2公演とも関連グループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」の単独公演に振り替えることを決めた。けやき坂46は今月30日から3日間連続で同所公演となる。