41回を迎える日本アカデミー賞の各優秀賞受賞者5名(5作品)が15日、都内で発表された。

 3月に行われる授賞式で司会を務める西田敏行(70)は「毎年毎年日本映画界が元気になり、気持ちがときめきます。僕も助演で名前を挙げていただきました。役所さんや村上君が手ごわそうだけど、是非最優秀賞をいただきたい」。V6森田剛(38)との結婚も近いと伝えられ、西田とともに司会を務める宮沢りえ(44)は「現場に立つ者だからこそ分かる受賞者の皆さんのお気持ち、言葉を引き出したい。新人賞をいただいたときに仲良しの後藤久美子ちゃんと一緒に衣装を買いに行ったことを思い出します」と笑顔を見せた。

 主な賞の受賞者、作品は次の通り。

 ◆作品賞 「君の膵臓がたべたい」「三度目の殺人」「関ケ原」「ナミヤ雑貨店の奇跡」「花戦さ」

 ◆優秀監督賞 黒沢清、是枝裕和、篠原哲雄、原田真人、広木隆一

 ◆優秀主演男優賞 大泉洋、岡田准一、佐藤健、菅田将暉、藤原竜也

 ◆優秀主演女優賞 蒼井優、新垣結衣、土屋太鳳、長沢まさみ、吉高由里子

 ◆優秀助演男優賞 西田敏行、西村雅彦、松田龍平、村上虹郎、役所広司

 ◆優秀助演女優賞 尾野真千子、北川景子、夏川結衣、広瀬すず、薬師丸ひろ子

 ◆新人俳優賞 中条彩美 浜辺美波、北村匠海、竹内涼真

 3月2日の授賞式で各部門から最優秀賞1名(作品)が発表される。