お笑い芸人の千原ジュニア(43)が、大御所漫才コンビ、宮川大助(67)花子(62)の“舞台裏”を明かした。

 16日放送のTBS系「ビビット」は、同コンビを特集。花子の胃がん、大助の脳出血など、数々の闘病を乗り越え、昨秋、紫綬褒章を受章した波乱の漫才人生を紹介した。

 千原は同コンビの芸風について「皆さんはどう思われてるかわからないですけど、僕ら後輩から見ると、すごいデータに基いてものすごい研究されつくした漫才。大助師匠が鳥取出身で訛りもあるし、大阪で訛りがあるっていうのは受け入れられにくい部分があって、じゃあどうしようかっていうことで花子師匠にずっとしゃべらせてっていう(スタイルになった)」と説明した。

 さらに「稽古がとにかく厳しい。パワーバランスでいうと10-0みたいな感じ。大助師匠が『違う違う!』って(指示し)、それに花子師匠が言う通りにという感じで、イニシアチブは完全に大助師匠。またそれを一切出さないようにやる花子師匠のすごさ」と、テレビなどで見せる2人の姿とは異なる実際の関係を明かすと、出演者たちから驚きの声があがった。