元日本テレビキャスターの丸岡いずみ(46)が、代理母出産を公表した思いを明かした。

 丸岡は23日、古巣の「情報ライブ ミヤネ屋」に、夫で映画コメンテーターの有村昆(41)とともに滞在中のロシア・モスクワから生中継で出演し、第1子となる男児の誕生を報告した。

 丸岡は同日発売の「婦人公論」(中央公論新社)で、過去2度の流産経験を告白すると同時に、このほど第1子が誕生したことを報告したが、代理母出産を公表したことについて「こういうメディアに出させていただくお仕事をしている以上は、公表しないで隠してこれからの生活を続けていくというのは不可能に近いだろうなという思いもありましたし、自分はこういう結果になりましたけど、この後につづくみなさんの思いも多少は背負って生きていくのが筋だろうなと思いました」と語った。

 丸岡は有村と結婚後すぐに41歳で自然妊娠したが、妊娠10週で流産。「この歳でも妊娠ができるんだっていう、すごく喜んでいた気分が一転してどん底に落とされたような気分になりました」と当時の心境を明かした。

 その後、体外受精による不妊治療を経て2度目の妊娠に至ったが、またしても妊娠10週ほどで流産。以降もさまざまな不妊治療を試みたがうまくく行かず、行き詰まっていたという。有村は丸岡から代理母出産を提案されたことを明かし、「僕らも本当に悩みに悩んだ挙句、いろんなご意見があると思うんですけど、それを選択した」と振り返った。

 そうして誕生した愛息に、有村は「いやぁ、ほんとに、抱っこをしたときにずしっとくるのが、結婚してからの6年間のことが走馬灯のようによみがえりました」としみじみ。ロシア在住の代理母と出産後に会った時のことを思い出し、「2人でハグして、丸岡はワンワン泣いて……」と語りながら、自身も感極まって号泣した。