落語家の桂福団治(77)が3日、大阪・成田不動尊の節分祭に参加した。1日に56歳で亡くなった弟子の桂福車さんを「一門の中で一番明るい男やった」と悼んだ。

 豆まきの後に取材に応じた福団治は「急なことで、まだ信じられない」と声を落とした。福団治には11人の弟子がいるが、「正義感があり、体を張って一門を守ってくれていた」と振り返り「これからの上方落語の次世代を背負ってくれると思っていた」と肩を落とした。

 通夜は3日午後7時から、告別式は4日正午から、ともに大阪府東大阪市横枕西1の3「東大阪祭典」で行われる。