元プロボクサーでタレントの渡嘉敷勝男(57)が、高校時代に敵対していた不良少年と後に芸能界で再会したエピソードを語った。

 渡嘉敷は14日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。18歳でプロボクサーとしてデビューし、21歳でWBAジュニアフライ級チャンピオンとなってから5度の世界タイトル防衛を果たした華々しい経歴が紹介されたが、浅草キッドの玉袋筋太郎は「渡嘉敷さんの大阪の番長時代の話が聞きたいんですよね」とリクエストした。

 渡嘉敷は高校時代を兵庫県で過ごしたが、玉袋いわく当時の関西には「もう、渡嘉敷さんが居て、赤井英和さんが居て、シーザー武志さんが居て、前田日明が居て。で、PLの木下兄弟っていう最強のやつがいた」と、そうそうたる顔ぶれがそろっていたという。“PLの木下兄弟”については、「後のお笑いの双子のポップコーン(正一・正二)さんです」と、兄弟子のお笑いコンビだと説明した。

 渡嘉敷は“PLの木下兄弟”に対して「いつかヤラなきゃなって思ってた」と笑いながら語ったが、タレント転身後に伝説の番組「風雲!たけし城」で対面したという。「ワル同士の不良がたけし城で『いやぁ、どうもおはようございます』『え? あの時の木下兄弟!?』って」と当時のやり取りを懐かしそうに振り返った。