テレビ朝日系で1日に放送された、木村拓哉(45)主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜午後9時)第7話のラストで、上川隆也(52)演じる日ノ出警備保障身辺警護課課長の村田五郎が、レストランに立てこもった犯人が撃った拳銃の銃弾で右太ももを打ち抜かれ、搬送される救急車の中で殉職したとみられる衝撃のラストが描かれ、インターネット上に悲痛な声があふれた。

 意識を失いそうな村田は、時計を確認して「6時26分5秒…」と言い、木村演じる部下の島崎章が「誤差なし」と返すと、安心したように「誤差なし」と口にして、その後、容体が急変。心臓マッサージ後、島崎の「課長!」と叫ぶ声と涙もむなしく、村田の心電図の反応がなくなったところで第7話の放送は終わった。村田の生死の詳細は描かれていないが、ツイッター上には「課長はどうなる?」、「(殉職は)ダメダメ」、「いやだ!」「頭が真っ白」などの声が相次いだ。

 また、村田の搬送先の堂上総合病院が、テレビ朝日系で11年などに放送されたドラマ「DOCTORS~最強の名医~」の舞台となった病院と同じ名前である“小ネタ”に気付いたドラマファンが、「DOCTORS」主演の沢村一樹や高嶋政伸が今後、ゲストとして出演するのでは? と期待する声もあった。

 また第7話終盤で、民事党幹事長・五十嵐(堀内正美)の元秘書で、過去に捨てられたことを逆恨みして立てこもった植野を演じた萩原聖人(40)が、94年のフジテレビ系ドラマ「若者のすべて」で木村と共演したこと、同ドラマのラストで2人が演じた若者が、V6井ノ原快彦演じる少年に刺されるという衝撃のラストシーンに匹敵する銃撃シーンがあったことから「若者のすべてを思い出す」との声もあった。