黒島結菜(20)とジャニーズWEST小瀧望(21)がダブル主演する映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」(篠原哲雄監督)の初日舞台あいさつが3日、都内で行われた。

 恋に友情に揺れ動くヒロインを演じた黒島は「少女漫画だけどリアルな物語。自然にお芝居ができればと思ってやりました」と振り返った。映画初主演となった小瀧は「(撮影から)1年越しに公開。この日までドキドキワクワクしていました。感じたことのない達成感と爽快感に満ちあふれています!解き放たれた感じです」と心境を明かした。

 タイトル「プリンシパル」は「主役」という意味。自分が主役だと思う瞬間を聞かれると、黒島は「だしをとって、おいしいみそ汁を作るのにはまっていて、誰にも負けないくらいおいしくできたときに主役と思っています」と赤面。ちなみに好きな具は「かぶ」という。

 一方の小瀧は「実家に帰ったとき。家族から大人気なんですよ」とうれしそうに話し、「おかんが走ってきて出迎えて、おとんはリビングで『おう、おかえり』、仕事から帰ってきたお姉ちゃんが僕に抱きついて『お疲れさま!』って。僕は何もしません、無です」と笑った。

 共演の高杉真宙、川栄李奈、谷村美月、市川知宏らも登壇した。篠原監督は「今の若い者も捨てたもんじゃない。20年くらい前にやってた若者より、今の俳優のほうがレベルが上がっいる。みなさん、自信持ってやってください」とキャストを激励していた。