織田哲郎(60)が11日、東京・渋谷のマウントレーニアホールでバースデーライブイベントを行った。

 この日が誕生日で還暦。赤いちゃんちゃんこならぬ、赤いジャケット姿で登場し「還暦と聞いて、自分でもビックリ」と話した。「負けないで」「世界中の誰よりきっと」「おどるポンポコリン」などを世に生み出したヒットメーカーは、立ち姿もピシッとしていて健在。トークコーナーにゲスト出演した高橋みなみ(26)も「織田さんが還暦…。衝撃ですよね。めちゃくちゃお若い」と感嘆していた。

 織田は「自分でも、60歳でロックとは想像つかなかった。昔は、30歳を過ぎてロックやってるなんてバカだと思ってた」と笑う。70歳を過ぎてもいまだ現役の「ローリング・ストーンズ」のボーカルの名前を挙げて「ミック・ジャガーみたいに、70歳を過ぎてロックをやっているなんて考えもしなかった。常識って変わるんだと思う」と話し、高橋からも「70、80、90歳と、ひたすらロックをやっていってください」と声を掛けられ、笑顔を見せた。

 そういえばミック・ジャガーの名前は、数日前にも聞いた。3月6日、都内のイベントに出席したダイアモンド☆ユカイ(56)と松崎しげる(68)だ。ユカイの誕生日が近いこともあって、ケーキで祝福されたユカイは「いい年ですけど、先輩たちもまだまだいるし、まだペーペーです」。これには、松崎は「ミック・ジャガーだっているしな! 大丈夫だよ!」と話した。ユカイも松崎も、高齢で子どもが誕生しており、元気の秘訣(ひけつ)とも語っていたが、ロック歌手にとって、ミック・ジャガーの存在は、あらゆる意味で大きいのだとも感じた。