俳優福士蒼汰(24)が12日、都内で、主演映画「曇天に笑う」(本広克行監督、21日公開)のPRイベントを共演の中山優馬、桐山漣、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人と行った。明治初頭に、破壊の神などの悪と戦う福士、中山、若山が演じる3兄弟の奮闘を描く。

 福士は「もうすぐ公開でワクワク、ドキドキしています」。さらに「ど派手なアクションと格好いい男もたくさん出てきます。家族愛、兄弟愛など愛のある映画です」とPRした。中山も「格好いい兄貴(福士)とかわいい弟(若山)にはさまれて楽しい撮影だった」とあいさつした。

 劇中登場する兄弟には秘密を持たないというおきてがある。福士は撮影中、共演者に秘密にしていたエピソードを司会に問われて紹介。「もうみんなに言っていると思いますが、メチャメチャはまっていた事があって、モンスターをつかまえるスマホのゲーム。空き時間があったらすぐ出かけてやっていました」と明かした。

 中山は「僕もばれてますが、虫が嫌いで我を失うくらい。虫を見つけたら『ギョギョッ』と叫んでしまいます」と会場を笑いに包んだ。

 また、作品にちなんで目指す格好いい理想の男性像も紹介。福士は「守れる男。強い男。強くて守れる男が格好いい」。中山は「何でも受け入れる余裕のある人」などと語った。

 トークイベントの前には、近くの川で、劇中に登場する曇天丸をモチーフにした船に7人で乗船。福士が「映画の大ヒットに向けていくぞ!」と叫んで出発式を行った。