日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟が、10日の開幕式で始球式を行ったタレント稲村亜美(22)が球児たちにもみくちゃにされた騒動について謝罪した。

 同連盟は12日、公式サイトに謝罪文を掲載。「去る3月10日の開幕式で稲村亜美さんを迎えて行った始球式の投球終了後、選手が稲村亜美さんを取り囲むという出来事がおきました。選手数名が怪我をするという事態にもなり、我々役員の事前検討が充分でなく関係する皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。お忙しいところ折角来ていただいた、本連盟の卒団生である稲村亜美さんや所属事務所の皆様に多大なご迷惑をおかけし、心よりお詫びを申し上げる次第です」と謝罪した。

 また、今回の球児たちの行為について「選手が整列していた場所を離れ、あのように稲村亜美さん目指して殺到した行為は、決してあってはならないことだと考えています」とし、「今回の行為についてその場にいた選手には、チームを通じて猛省を促すとともに、今後このようなことが起きないよう役員一同指導者、選手の教育を続けてまいります」とした。

 なお稲村は10日、自身のツイッターで「今日神宮球場にいた選手の皆さんが心配してくれますがわたしは全く問題なく大丈夫ですよー!!! 選手の皆さんが一生懸命にプレイすることを期待してます!!!」とつづっていた。