黒島結菜(20)ジャニーズWEST小瀧望(21)高杉真宙(21)が13日、都内で、映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」(篠原哲雄監督)の公開記念舞台あいさつを行った。

 高校を舞台に、恋や友情、家族の絆を描いた作品。卒業シーズンということで、3人は卒業式での思い出を語り合った。

 沖縄出身の黒島は「途中で(学校が)変わっちゃったけど地元の卒業式には出たいから、友だちの卒業式を見に行きました。花道に入れてもらったり、プレゼントを渡したり」。小瀧も「中学の卒業式が終わった後、教室にみんなで集まって、卒アルにメッセージもらったりとかしたなぁ」となつかしそうに回想した。

 一方の高杉は、劇中で小瀧と高杉が制服の第2ボタンを求められるシーンを引き合いに、「あれうらやましい。俺、家に、全部ちゃんとボタンあるやつ(制服)、2着あるからね」とポツリ。中高とも男女共学で、制服はブレザーだったといい、「ネクタイまで全部なくなってる子もいたけど。今でも着られるから!」と自虐して笑いを誘った。

 キャスト3人にはサプライズで、原作者いくえみ綾氏からの手紙も披露された。黒島は「現場にもよくいらしていて、ゆっくりお話しする機会はなかったけれど、こんなに見てくれているとは。すごくうれしいです」と驚いた様子だった。