タレントのモト冬樹(66)が野生のスズメを保護して飼育していることで鳥獣保護管理法違反だと指摘されている問題について、フリーアナウンサーの小倉智昭は「大岡裁き」を期待した。

 モトは昨年6月のブログで、カラスに襲われていた一羽のスズメを保護したことを報告。それからスズメの様子をたびたび報告し、現在まで自宅で飼育していることを明かしている。しかし現在発売中の「週刊女性」では、モトが今月、東京都環境局から違法飼育にあたるとして放すよう指導を受けたと報じ、ウェブ版「週刊女性PRIME」ではモトが行政指導に猛反論する映像も公開した。

 14日放送のフジテレビ系「とくダネ!」はこの騒動を取り上げた。モトは現状ではスズメを野生に返しても生きていけないと主張しているが、同番組の取材に対し、「みなさんいろんなこと言ってくださるんですけど、全部やってダメだったわけであって。一番大事なのは、変な話、我々のことよりもスズメのことが心配なわけで、これ以上、法律どうのこうのじゃなくて、私と都の問題で解決しようと思っております」とコメントした。

 小倉はモトに同情し、「確かに法律からいくとやってはいけないことなのかもわかりませんけれど、命を救ってあげて懐いたスズメでしょ? 大目に見るとかさ、大岡裁きみたいなの、ないの?」と疑問を投げかけた。