フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」が22日、30年の歴史に幕を下ろした。さまざまな芸人たちに多大な影響を与えたとんねるずの名物番組だけに、お笑い芸人たちからの反響は大きかった。

 番組で何度も共演しているさまぁ~ずの三村マサカズ(50)は、同番組最終回放送直後、ツイッターで「とんねるず…ずっと追いかけてた。いや、観ていた。そして、今夜の放送も、観ていた。しかし、我々さまぁ~ずは、ギリギリまでとんねるずの木梨さんを引っ張りまわしました。それが勲章かな」と思いを吐露した。その後も「東京の少年は、とんねるずを目標に、西麻布とか、天現寺とか、学んだよな。今、負けない。東京に負けない魂を、くれたね。墨田区出身に」と憧れを明かすなど、数回に渡って関連ツイートを連投した。

 最後のオンエアを木梨憲武(56)と見ていたというタレントのヒロミ(53)は、放送直後に「最後の収録もフジテレビに観に行き打ち上げで初めてとんねるずに挟まれて三人で写真を撮ってもらいました。その写真は俺の宝物です」とブログにつづった。そして「本当に終わっちゃうんだ ずっと続けていて欲しかったな いつかまたやってください。カッコいい二人で!」と終了への悔しさをにじませた。

 古坂大魔王(44)も22日深夜、「僕の青春、人生、キッカケ、目標、神、生きがい・・・歌と笑いをカッコよくかき回した私のこの人間形成の殆どがとんねるずさんです」とツイッターでとんねるずへの思いを寄せた。そして「『みなおか』 とは呼びません…『みなさん』が僕のバイブルでした。いったんお疲れさまでした」と二人をねぎらった。

 品川庄司の品川祐(45)は23日、ツイッターを更新。「自分のこづかいではじめて買ったCDがとんねるずの一気。『お笑いかっこいい』と教えてくれた。テレビを見るために家に帰るのが楽しみだったのはとんねるずのおかげでした。バァーイ、センキュー。かっこいいなぁとんねるず」と自身の思い出と共にとんねるずへの憧れを明かした。