美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(73)が、国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサーになれなかった悔しさをあらためて吐露した。

 1969年の放送開始から番組スポンサーを務めてきた東芝が25日、半世紀も続いたCM提供に幕を下ろした。東芝のスポンサー撤退は、経営再建に向けた合理化の一環。契約が切り替わる4月1日の放送分からは、インターネット通販大手アマゾンジャパンやベビー用品専門店の西松屋チェーン、大和ハウス工業が新たにスポンサーに加わる。

 番組スポンサーをめぐっては、高須氏が東芝の降板が明らかになった昨年11月にツイッターで「電通とフジテレビにすぐに連絡した。 高須グループのハウスagencyと値段交渉開始なう」といち早く名乗りをあげていたが、今年1月に入札で敗れてしまったことを報告。「昨年 広告代理店に提示されたスポンサー料で1番にオーダーした。広告業界では電話一本で話が決まる 普通はこれで契約は終わりのはずだ フジテレビの営業も広告代理店も喜んでいた。鉄板で高須クリニックがスポンサーになると信じて疑わなかった」とボヤき、その後フジテレビ側から謝罪を受けたことを明かしていた。

 フジ側と和解し「もう愚痴りません」としていた高須氏だが、やはり同番組スポンサーになれなかった悔いは残っている様子。26日にツイッターで「僕が一番に手をあげたのに、非公開入札で落選した。公開オークションにしたら絶対に勝っていた。個人事業主のかっちゃんの決断はすしざんまいより速いのに 悔しいなう」と吐露した。