小日向文世(64)が26日、都内のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われた、長沢まさみ(30)主演のフジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」(4月9日スタート、月曜午後9時。初回は30分拡大)完成披露試写会で、共演の東出昌大(30)の良きパパぶりを明かした。

 小日向は壇上のクロストークの中で「長沢さんと東出君は同い年なんですよ…30歳。僕なんか倍以上ですよ。あと5、6年したら70ですよ」と言い、客席を笑わせた。長沢から「私は今年、31になりますが、年が倍、違うのに同じ忙しさを乗り切り、現場で誰よりも元気。本当に、すごいなと。役者の底力を見せられる」と褒められると「いつも、バカにされている。結構、ムカついたりするんですよ。年が倍以上、違うオヤジに向かって…なぁ」とすねた。

 そして「東出君は、ものすごい大人。お子さんが…3人いるんですよ、うちに帰ると、生まれたばかりの赤ちゃんが。本当にいいパパで」と、杏との間に16年5月に双子の女児、17年11月に第3子の男児が生まれた、東出の父の顔を暴露した。

 長沢が「関係ない…今日(東出の役どころの)ボクちゃんの話をしよう」とフォローを入れたが、小日向の暴露トークは止まらなかった。1話では鳥取砂丘が出てくるが「鳥取じゃない…実はあれ、浜松まで行ってるんですよ。すごいですよ、今回。僕らも千葉の君津とか日光江戸村とか…寒かった」と、ロケ地も次々、暴露した。

 また1話の撮影が17年12月4日にクランクインしながら「(撮影が)つい、この間、終わったんですよ」と明かした。そして、要因の1つに、公益財団の会長を演じた江口洋介が多忙だったことがあると暴露。「江口さん、他のドラマ、やっていたでしょ?」と、江口がテレビ朝日系「BG~身辺警護人~」んどと並行して撮影していたことを示唆した。

 場内が大爆笑の中、東出は「こんな、自由な舞台あいさつ、ないでしょ」と苦笑い。長沢は「いろいろ、ありますから」と再度、フォローを入れつつ「コヒさんのすごいのは(待機する)前室で話していることを、こういう場でも出来る。3人一緒で、たくさんのインタビュアーさんがいる前でも、こんな感じ。気を付けた方がいいですよ」とくぎを刺した。【村上幸将】