欅坂46の平手友梨奈(16)が、映画「響 -HIBIKI-」(月川翔監督、9月14日公開)で初主演を務めることに「本当に悩みました」と胸の内を明かした。 

 平手は16日放送の東京FM「SCHOOL OF LOCK!」内のコーナー「GIRLS LOCKS!」に出演。ドラマ出演経験はあるものの、映画は今作が初出演・初主演となり「本当にありがたいことだと思っています」と感謝したが、「今の気持ちは……不安しかないですね。本当に悩みました」と胸の内を明かした。

 パーソナリティーを務めるお笑いコンビのグランジ遠山大輔から「何を悩んだ?」と尋ねられ、「今まで音楽を届けるっていうので表現してきたこととは、また違うし……何て言うんだろう、何かずっと本当に悩みました」と、アイドルではなく女優として臨むことに葛藤があることをにじませた。

 原作の漫画を読んで大好きだといい、「その子(主人公)の生き様は届けたいなぁって思ったので挑戦しようかなぁと」と心が動かされた様子。遠山から「1人の人間として何かを届けたいというのがずっとあるんだな」とうながされた平手は「逆にそれしかないですね。それが無いと多分、やろうと思ってなかったと思います」と熱を込めた。

 最後に「平手友梨奈として届けるっていうよりも、もう原作はあるし、映画は多分、主人公というか、その子が届ける番というか……頑張りたい」と、女優としての決意をにじませた。