アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をイメージしたJR西日本の山陽新幹線「500 TYPE EVA」が13日で運行終了となることを受け、同アニメシリーズを手掛けた庵野秀明監督がねぎらい、感謝した。

 庵野監督が代表取締役を務めるアニメ制作会社「カラー」の公式ツイッターは10日、エヴァ新幹線の運行終了を告知し、「各駅ホーム等で混雑が予想されます。最後まで多くの方にお楽しみいただけますよう、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。

 さらに「エヴァ新幹線様江」と宛てた庵野監督によるメッセージを公開。庵野監督は「長きに渡る運行業務、どうも御苦労様でした」と労った。また、「運行終了は一抹の寂しさを感じますが、2016年5月に妻の両親、母親と叔母と妻と6人で乗った時にはお世話になりました。あの先頭車両が新山口駅に入線した時のインパクトは妻共々、今でも忘れられません。新神戸までの乗車は、皆がすごく喜び、楽しんでいて家族の良き思い出となっています」としみじみと振り返り、最後は「本当にありがとうございました」と感謝の言葉で結んだ。