元宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が、とんねるず石橋貴明(56)のたけし軍団入りを阻んだ過去を明かした。

 東国原氏は14日放送のフジテレビ系「石橋貴明のたいむとんねる」に出演。石橋とはデビュー当時から親しく交流し、渋谷や六本木などで一緒にナンパをしていたエピソードを披露した。

 また、師匠のビートたけしが草野球チームを作った際、高校野球経験者の石橋が投手で呼ばれたことがあったという。その時、キャッチャーだった東国原氏は「タカちゃんの球、130(キロ)ぐらい出てた。速いから痛い」と速球を受けるのに苦労したと語った。

 その後もたけしから石橋を呼ぶように言われたが、「タカちゃんが来てレギュラーになったら俺が外れる」と危惧し、「忙しくて最近、暇がないみたいですよ」とうそをついて、代わりにほかの先輩芸人を呼んだと告白。以降、石橋は呼ばれなくなったという。「たけし軍団」が誕生したのはそれから間もなくのことで、石橋は「だからへたすると、そこで俺が呼ばれてずっとたけしさんの野球チームで活躍すると、たけし軍団に入っていたかも」と、軍団入りしていた可能性に言及すると、東国原氏は「俺はそれも不安だったのよ」と、石橋を脅威に感じていたことを明かした。