シンガー・ソングライター森山直太朗(42)が、ピアニスト兼作曲家の平井真美子氏(41)と結婚したことが16日、分かった。

 関係者によると、2人は同じ1976年生まれで、森山がメジャーデビューした02年以前からの知り合いだという。平井氏が森山のライブで、サポートピアニストとして活動したこともあった。交際期間は不明だが、複数の関係者の話を総合すると、1~2年とみられる。昨年末、都内で行われた絵の作品展に2人で訪れるなどの目撃情報もあった。

 平井氏は京都府出身で、名門・桐朋学園大ピアノ科を卒業。CM、ドラマ、映画界で幅広く活躍している。資生堂やカルピスなどの大手企業のCM音楽を演奏、作曲してきた。最近は昨年放送の高畑充希(26)主演の日本テレビ系「過保護のカホコ」、昨年1月公開の阿部寛(53)天海祐希(50)共演映画「恋妻家宮本」の音楽を担当している。

 直太朗は好きな女性のタイプを「楽な人」「気の強そうな女性」などと挙げていたが、熱愛報道は少なかった。08年に「松嶋菜々子似の美女」との同居生活を写真週刊誌に報じられた。直太朗の所属事務所も交際中の女性がいることは「事実です」と認めたが、結婚については「予定はございません」としていた。

 母でシンガー・ソングライター森山良子(70)は雑誌インタビューで「早く結婚してほしいとガンガン言っています」と言い、お見合い写真を直太朗に見せたことを明かすなど、息子の結婚を強く望んでいた。一方、直太朗は数年前の雑誌インタビューでは、結婚について「よい出会いがあれば、いつでも」と言いながらも「自分の活動を軸に考えた場合、結婚のタイミングとはまだ一致しない」と、結婚に消極的だった。

 ◆森山直太朗(もりやま・なおたろう)本名同じ。1976年(昭51)4月23日、東京都生まれ。02年にメジャーデビュー。03年「さくら(独唱)」が大ヒットし、同年大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場。15年10月から充電期間の「活動小休止」を経て、半年後の16年6月から活動再開。おぎやはぎ小木博明(46)は義兄にあたる。