同性のパートナーと交際していることを公表した経済評論家の勝間和代さん(49)が、「カミングアウトという言葉がなくなるぐらい自然なことになるといい」との思いをつづった。

 勝間さんは28日、ウェブメディア「バズフィード」で、女性のパートナーと交際していることを告白。自身のブログでは「同性を好きになることはずっと悩んでいたことですし、また、お付き合いが始まってからも、人にそのことを言えないことを悩んでいましたが、その2つの事実を公開することで、私も楽になるし、周りにも同じような悩みの人のヒントになる可能性があると思ったからです」と公表した理由をつづった。

 29日に配信したメールマガジンでもあらためて報告。「本来はカミングアウトという言葉がなくなるぐらい自然なことになるといいと感じています。私はパートナーに出会うまで、このような気持ちを持つことが『いけないことだ』として、封印をしてきました。しかし、それはとても苦しいものでした」と、公表することに葛藤があったことを明かし、「同じような思いを持ってる人がたくさんいると思います。その人たちの多くの人にこんな私のような人もいるんだよと、参考にしていただけると嬉しいです」と呼びかけた。