女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の26日に放送された第74話の平均視聴率が21・0%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)は律(佐藤健)にプロポーズされたが「ごめん」と断り、律も「今のは忘れてくれ」と返した。そして時は流れ28歳になった鈴愛(永野芽郁)だったが、律のプロポーズを忘れられずにいた。漫画の連載が打ち切られ、引っ越し屋のアルバイトや秋風(豊川悦司)のアシスタントなどで生計を立てる生活を送っていた。新しい漫画が掲載されないことで晴(松雪泰子)は心配し、秋風に向け手紙を送った。「仕事だけではなく幸せな生活を送ってほしい。結婚して子供を産ませてやりたい」とお見合い写真を鈴愛に送っていることや母心をつづった。送られてきた手紙を見た秋風は鈴愛の部屋を訪れ、見合いを勧めた。