宝塚歌劇団は10日、月組の次期組長に実力派スター、光月(こうづき)るうが就任すると発表した。

 光月は02年入団の88期生。月組に配属され、男役として技量を磨き、存在感を発揮してきた。

 現組長の憧花(とうか)ゆりのは、11月18日に東京宝塚劇場で千秋楽を迎える次期本拠地作「エリザベート-愛と死の輪舞-」をもって退団することも発表された。

 月組では16年9月に当時組長だった飛鳥裕が専科へ移り、娘役の憧花が組長に就いていた。次期組長の光月、次期副組長の夏月都(かげつ・みやこ)は、11月19日付で就任する。