欅坂46の後輩グループ、けやき坂46(読み:ひらがなけやき)が10日、千葉・幕張メッセで、デビュー記念ツアーの千秋楽公演を開催した。アンコールで、学業のために一時休業を発表をしていた影山優佳(17)がサプライズ登場し、ファンを沸かせた。

 アンコールでキャプテン佐々木久美(22)が、「今日ライブに出てない、私たちのメンバーがいますよね! 誰ですか?」と問いかけ、会場をどよめかせた。さらに「そのメンバーに、出てきてもらいたいと思います!」と呼び込むと、影山が登場。「皆さんこんにちは、影山優佳です」とあいさつすると、ファン7000人から大歓声を浴び、「ありがとうございます!」と笑った。

 影山は「私は先日発表させていただいた通り、学業に専念するためにひらがなの活動お休みさせていただくことになったんですけども、皆さんの前で、私の口からお伝えさせていただきたいと思って、ひょっこり来ちゃいました!」と笑って、大きな拍手を浴びた。「ひらがなにとって、大切なデビューのライブにこうして参加できて本当にうれしいし、メンバーのみんなもファンの皆さんも迎えてくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と喜んだ。

 さらに「影山~!」と大歓声を浴びると、「本当は、ここで、言おうとしていたこともあったんですけど、でも、このステージに立って、思ったことは1つです。やっぱり私って、ひらがなが大好きなんだな。って!」と目を潤ませた。「こんなにかわいいし、ファンの皆さんも優しいし、謙虚だし、努力を怠らないし、こんなに影山って呼ばないでって言っているのに、いつまでたっても『影山』呼びだし…。ひらがなって、最高ですね!」と笑顔をはじけさせた。

 会場は、影山のメンバーカラーである、赤のペンライトの光でいっぱいになった。「みんながこうして頑張ってくれている分、私も、ちゃんと高校を卒業して、自分の夢に向かって、自分の力で、自分の意志で、これからも進んでいけるように頑張ります。皆さんこれからも、私の大好きな、ひらがなけやきの応援を、よろしくお願いいたします!」とアピールした。佐々木久美が「アンコールだけでもこうして一緒に出られてよかったです。せっかく出てきたんだから、一緒に、歌いましょう!」と呼びかけ、全メンバー20人でパフォーマンスした。