お笑いコンビ、とんねるずの木梨憲武(56)が12日、大阪文化館・天保山で開催される「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」(13日開幕、9月2日まで)のプレス内覧会に出席した。未公開作品など180点を展示する。アーティスト・木梨が“木梨ワールド”を語った。

 2020年まで国内14会場を巡回する「木梨-」。大阪からスタートすることに東京生まれの木梨は「ボクのふるさとである大阪」とあいさつし、一呼吸入れて「なんでやねん!」と自らツッコミを入れて笑わせた。

 「解説をあまりやったことがない」と言いながらも自らの作品について説明した。妖精をテーマにした作品について「奥さんの成美さんが小さいときに、笑わせてくれる妖精見たことがある。そういう話のイメージから妖精たちを作ってみた」と夫婦の日常会話が作品のテーマになったことを明かした。段ボールを素材に1000体を作った。

 ペットボトルなどさまざまな商品のパッケージを用いた「妖精」もある。「大人になると見えなくなる妖精もあるのかな」としみじみと語り「(妖精たちに)ストーリーをつけて本にして次ぎは映画化になる」。真剣な顔で話しながら最後は「これはボクの妄想です。だれからも問い合わせはきていません(笑い)」とオチをつけた。