お笑いタレント西川きよし(72)や宮川大助・花子らが17日夕方、大阪・なんばグランド花月(NGK)前で西日本豪雨災害への募金活動を行った。

 この日、同劇場に出演していた西川が呼びかけ急きょ活動が決まったといい、同じく劇場に出演していた大助(68)・花子(65)らも賛同して参加した。

 募金箱を持ち、懸命に呼びかけた西川は「世の中支え合い。少しでも力になれば。心を1つにして、募金に力を入れていきたい」と話し、参加したファンとがっちり握手を交わしていた。「落ち着けば、みんなで現地活動も」と今後も積極的に支援活動していくとも話した。

 大助は、豪雨でNGK近くのコンビニ駐車場に避難し一夜を明かしたことを話し、花子は募金してくれた人が笑顔だったことに「笑顔っていいじゃないですか。皆さんのお気持ち1つ1つ、笑顔を西日本へ」と募金活動について話した。

 この日は、NGK前を通る人の多くが足を止め、活動に参加。中には、1000円札を手に列に並ぶ人も見受けられた。

 よしもと各劇場では、9日から募金箱を設置するなどの活動が行われており、NGKでは今後も、出演者による募金活動が行われるという。