韓流歌手ZERO(46)が23日、東京・江戸川区総合文化センターで、「ZEROコンサート2018」全国ツアー千秋楽公演を行った。

 5月の千葉公演を皮切りに開催されたが、この日の追加公演で、全国13カ所のツアーは幕を閉じた。

 ZEROはイ・ビョンホン、チェ・ジウ出演の韓流ドラマ「美しき日々」の主題歌「約束」を歌った。この日のコンサートも「約束」で幕を開けた。「3年前に歌手をやめて韓国へ帰ろうと思ったこともありました。でも、来年はデビュー15周年になるので、そこからまた新しいZEROを見せたい」と胸を張った。

 「白い衣装で歌って、ちょっとペ・ヨンジュンに似てるでしょう」と話したが、会場からは「え~!」という否定的な声が上がった。「全国の会場でこれを言って来たけど、どこの会場でも同じ反応なので、慣れました」とおどけてみせるシーンもあった。

 コンサート前に所属事務所社長兼マネジャーが「来年はソロコンサートを200公演やります」と発表した。「社長の200回公演は僕への応援だと思います。その期待に応えたい」といい、「来年、200回公演をやります!」と力強く宣言した。

 この日、韓流ドラマ「冬のソナタ」主題歌「最初から今まで」などに加え、オリジナルソングや美空ひばり「愛燦々」などのカバー曲も披露した。ゲストには保科有里も参加し、約2時間半の公演で全22曲を披露し、集まった約450人の観客を魅了した。