爆笑問題の太田光（５３）がＡＶ男優しみけん（３８）の事実婚をネタにした発言で、事実婚の相手となった作家でブロガーの、はあちゅうさん（３２）が嫌悪感をあらわにするなど波紋が広がっている。

　事の発端となったのは１７日深夜に放送されたラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」内での太田の発言。自身が「一番尊敬する人物」だというしみけんが事実婚を公表した話題に触れたが、はあちゅうさんのことを知らず、相方の田中裕二からブロガーであることや日本テレビ系「スッキリ」でコメンテーターを務めていたことなど経歴を説明され、「じゃあ、ろくでなし子みたいなもんだ。ろくでなし子と結婚してほしかったな、しみけんは。あとは、ぱいぱいでか美とか」と、女性器を模したアート作品で物議をかもした漫画家や、芸名にインパクトがあるタレントの名前をあげてコメントした。

　この発言に、はあちゅうさんは２４日、ツイッターのサブアカウントで「なんとも嫌な気持ちになった」と言及。自身が並べられたろくでなし子やぱいぱいでか美について「よく知っているわけではないし面識もないんだけど」とした上で、「爆笑問題さんにとってわからないものは全部キワモノ枠だし、キワモノはキワモノ同士くっつけとけって思ってるんだな。人を見下してるよ」と、太田にやゆされたと受け取り、「林真理子さんが『結婚の時に悪いことを言う人たちだけは許せなかった。人間としてナシ』ってことをどこかのエッセーに書いてて、全く同じ気持ち」と嫌悪感をあらわにした。

　一方、同じく名前があがったぱいぱいでか美は、はあちゅうさんのツイートを受け、「はあちゅうさんにとっても『わからないものは全部キワモノ枠』なんだな～」と自分がキワモノとされたことにチクリ。「爆笑問題さんに名前出してもらえてうれしいという気持ちと、　それこそ面識ないけどめでたい話はめでたいただそれだけでいいだろという気持ちと、　よく知りもせずにキワモノ扱いして欲しくないという人があの人たちのことは知りませんが一緒にされて嫌だ…って矛盾すごいなという気持ち、全部別なので！」と複雑な思いを吐露した。さらにろくでなし子もツイッターで「キワモノ枠」と反応した。

　はあちゅうさんは太田の発言をやゆと受け取ったが、ぱいぱいでか美はかねて太田が自身の芸名の響きを気に入ってよく話題にしていたこともあり「太田さんがキワモノとして名前出してないってことはわかってるよ～！文脈的にそんな感じしなかった、私は！」と私見を述べた。それでも「その後の流れもあるから件（くだん）の方が不快に思われたのも仕方ないとも思う！」とはあちゅうさんをおもんばかり、「こうなったらみんなまとめてサンジャポ呼んで頂けないかな～」と期待した。