1日に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」第105話の内容が大きな反響を呼んでおり、脚本家の北川悦吏子氏がコメントした。

 前回の放送で、娘の誕生日に夫の涼次(間宮祥太朗)から「別れてほしい」と離婚を切り出されたヒロインの鈴愛(永野芽郁)。今回の放送は、あきらめきれない映画制作への夢を熱く語り、「退路を断ちたい」「家族は邪魔になる」と離婚理由を説明する涼次に、鈴愛は激しく動揺。「死んでくれ……死んでくれ涼ちゃん。そうしたら許してあげるよ。別れてあげるよ」とぼうぜんとした表情でつぶやいた後、「目を覚ませ! 私たちはもう若くないんだよ! 親なんだよ!」と涙を流しながら怒鳴るシーンが描かれた。

 このシーンはネット上で賛否を呼び、鈴愛と涼次のどちらに共感するかによって意見が分かれた。反響を受け、北川氏はツイッターで「あれ、なんかまた、意見が割れてるんですね…」と言及。「芸術家ダンナに出て行かれた友人が、えりちゃん!なんでわかるの?!と、LINEくれました。ウチはサラリーマンなんで、出て行かないです」とつづった。

 また、朝ドラらしからぬ「死んでくれ」という衝撃的なセリフが飛び出したことに対する批判の声もあがったが、北川氏は「私も現場も納得してやってることです。覚悟は出来てます。北川さんの船に乗ったんです!と、何度も言われました。(数字がこんなに取れるとも思ってなくて、数字取れなくてもやるぞ!な勢いでした)」と説明した。