韓国出身の演歌歌手パク・ジュニョン(36)が7日、東京・新宿区のホストクラブ「愛本店」で、新曲「ブリキの玩具」のヒット御礼イベントを行った。

 7月9日付のオリコン演歌・歌謡曲ランキングで初登場1位を獲得。その後も順調に売り上げを伸ばし、この日は、ファンへの感謝の思いを胸に、女性が愛を求める“聖地”ともいえるホストクラブでミニライブを実施した。

 初めてホストクラブに足を踏み入れたジュニョンは、金色に染まった店内に目を見張り、「あまりにキンキラ輝いているので、照明器具の店かと思った」とジョークを飛ばした。そして「ホストクラブは女性が心ときめく場所。自分も、自分の曲で女性の心をときめかせたい」。もし、ホストになれば1番になる自信があるかと質問されると、「もちろんあります」と言い切った。

 11年に来日をした時には、日本語をほとんど話すことができなかった。苦労を重ね、翌年に「愛・ケセラセラ」で演歌歌手としてデビュー。以来、地道な活動を続けて、最新作までの4作品連続で、オリコンの演歌・歌謡曲ランキングで初登場1位に輝くほど人気が浸透をしてきている。

 目指すのは、NHK紅白歌合戦出場だ。「日本で歌手デビューをしたからには、そこを目指したい」と宣言した。「愛本店」には、NO・1ホストだけがまたぐことのできる金色ライオンの置物がある。それにまたがって「紅白に行くぞ」「NO・1になるぞ」と気勢を上げた。