女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の9日に放送された第112話の平均視聴率が23・7%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼がヒットし大繁盛のつくし食堂に裕子とボクテが来た回の24・5%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、つくし食堂に裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)が突然やってきて、鈴愛(永野芽郁)は2人との再会に歓喜した。晴(松雪泰子)らは店を閉め楡野家総出で宴会を始めた。さらに律(佐藤健)も合流し、写メで息子の写真を見せ合うなど近況報告をし盛り上がった。時間が経ち飲めない酒を飲んで酔ったボクテは、鈴愛が夏虫駅で鈴愛が律からのプロポーズを断ったときの真相を律に話し、当時の鈴愛は律が好きだったこともバラした、という内容だった。